★15. 19番目の月
【(雑)学解説集】
まず最初に旧暦の話を。
旧暦(陰暦)は月の満ち欠け(月齢 約29.5)を元に作られた暦。新暦と違い、1ヶ月は約30日です。
新月を【1】とし、満月を【15】としする。この場合の19番目とは旧暦19日を指します。
それでは話を戻します。
月の形には名前があります。(見当たらないものも、やたらあるものもあるので良ければ捜してください)
1.(月齢0)新月(朔日) 2.二日月(繊月) 3.三日月(朏) 7上弦の月(弓張月・破鏡) 11.十日余りの月(十日夜の月) 13.十三夜月 14.待宵月(小望月)
15.満月(望月・十五夜月)〈16.十六夜月(不知夜月)〉 〈17.立待月(十七夜月)〉18.居待月 19.寝待月(臥待月) 20.更待月 23.下弦の月(弓張月) 26.二十六夜 27/28.明けの三日月 29/30(月齢29.5.).晦(月籠)
16〜30 有明の月(朝まで残る月)
※〈16.十六夜〉〈17.立待月〉が満月となる時もあり、その際はカレンダー表示から月の名が消えたり、満月の前に十六夜と書かれたりします。稀にですが、〈14.待宵月〉が満月の時も。
で、注訳が長くなりました。
旧暦19日の月を、寝待月、または臥待月と呼びます。満月から新月に向かい、欠けていく途中。
日没から出てくるまでが遅く、寝て待つ月だから寝待月。臥待月の臥すも横になった状態を表しています。
画像の月の形。こちらの小箱は天体感測室さんに作って頂いた「月の満ち欠けBOX」です。
下記リンク先から制作依頼、購入が出来ます。回して楽しいギミック。
とても関係ないのですが、福岡弁(博多弁ではない)では「横になる」とは「休憩する」との意味です。寝ていないし寝るつもりもないから間違えないでね🐇
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