★14.砂の上の足跡
【(雑)学解説集】
原題:FOOTPRINTS IN THE SAND
キリスト教の寓話的な詩であり、作者不詳。
ですが、少なくとも12人が自分の作品と名乗り出たとのエピソードのあるものです。とりあえず作者問題がどうなったのかは置いておきます。
こちらもざっくりと説明。
男が夢で神と並んで歩いていた
これまでの人生が空に映し出され、
どの場面にも神と男の足跡が残されている
男は振り返り、砂の上の足跡を眺める
すると彼の人生の道程には
ひとつの足跡しかない場所がいくつもある
特に辛く、悲しかった時
男は神に尋ねる
「ずっと共に歩いてくれると仰ったのに
私があなたを必要とした時
あなたの足跡はない」
神は答える
「あなたの試練と苦しみの時
ひとつの足跡しか残されていないのは
わたしがあなたを背負い歩いた」
興味のある方は原文も含めて捜してみてください。
独りで苦悩していたと思う時期こそ見えざるものに助けられていた時期だったではないかと、との様に受け止めても良いのかもしれません。
詩の元ネタらしき文章は聖書の中に出てきます。
なお、此の回では【兎の布施】の物語と【捨身飼虎】の物語に関する会話も登場します。此方は仏教。
毎度の事ですが、気になる方はお調べください🐇🐅
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