★24.ニュートンの林檎【(雑)学解説集】



 一般的に『ニュートンのリンゴ』と呼ばれるものは、別名ケントの花を指します。


ケントの花 - Wikipedia ja.m.wikipedia.org


万有引力を発見したのは

この品種のリンゴが落果するのを見たのがその契機であると伝わり、

「ニュートンのリンゴ

「ニュートンのリンゴの木」などの別名でも知られる。

万有引力発見の逸話に登場する木は

1814年に伐採されて現存しないが、

接ぎ木で残された子孫の木が世界各地で栽培されている。


  Wikipediaより 最終更新:24日前、Gahukuro

 


 という訳で日本にも接ぎ木苗が送られ、高接病ウイルス感染疑いによる1年の隔離を経て、


 小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科附属植物園)で現在も子孫の木が公開されております。


 因みに此処の植物園を舞台にした文学作品は幾つもあります。(泉鏡花『外科室』等)


小石川植物園について | 小石川植物園


 その後、小石川植物園の木を接ぎ木にし、今では日本全国各地で『ニュートンのリンゴ』は見られる様になりました。


 で。肝心の万有引力の法則の説明。必要なのかこれ。


 兎も角、よくある勘違いの話。


 まず、万有引力の法則の発見は、重力の発見でありません。


 ニュートンは「林檎は地球の地面に向かって落ちる事、地球の上にある月は地球の地面に落ちてこない理由(林檎が地球に引っ張られて落果するなら月も同様に落下する)」との考えを巡らせて、万有引力の法則を見つけ出しました。


 あらゆる物体各々が『引っ張る力(のひとつ)=万有引力』です。


地球は月を引っ張っているし、月も地球を引っ張っている。


 月は引っ張りながらも、より質量のある地球に引っ張られているのだけれども、


 遠心力と引力の境目辺りの球面に沿うという動き方をしている為、落ちていてても落ちてはこない。要は林檎の様に無防備に直線の落下はしません。


 此処まで説明しておいて毎回のお約束🐒✨ 


 「詳しく」は専門家の記事や書籍をお捜しください。


 一応、万有引力発見の纏わる落果の逸話に関してはニュートン本人談ではなく、様々な議論がされていると書き足しておきます。


 サブタイトルは勝手にニュートンシリーズとして第45話に「ニュートンのキャットドア」も使っております。


 キャットドアの説明はまた改めて😺


第24話.ニュートンの林檎

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