「私の話をしたいの」
「それから私達の話をしよう」
散文詩集に擬態した、ある日の日記。
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いろいろなものが終わるんだって 小耳に挟む先月末は ろくでもない人生に哲学書 いろいろなものを見送り続けて 3月は動かなきゃって トマトジュースを飲みながら 大丈夫 賢くてハイテクでローテクな 椅子の準備の今日日には キャスター付きで何処でも行けるの
2024-02-27 00:34:02
此れはね。 ただの日記。 あけましておめでとう。 年に三度は御挨拶。 冬が来て、また春が来て。 なかなか事は進まなくって。 優先順位も変更続き。 だから。 あれもこれもわたしに訊いて こないで。 時間の泥棒。
2024-02-04 02:04:00
冬の気配と夏の温度が 混ざり合わず 今年も秋は来なかった。 百年前のわたしたちはどうしていたのだろう。 百年後のわたしたちはどうしているのだろう。 何も要らないうまく眠れもしない。 冷えた空気と夜の喧騒に 交じりきれずの 思い出を、引き摺る冬が、連れてくる。
2024-01-25 02:37:15
道の終わりを考えるとき 観察者は 自分の言葉の欠如を自覚している 星が墜ちる地点で どこまで伝えられるのだろう わたしは思う 言葉はいつも 出来事より軽く 記憶よりも重い
2024-01-20 02:35:10
誰も答えを返してくれなくて ずっと座り込んで 分厚い本を広げたまま。 教えてくれる誰の居ただろう隣を 長らく見上げ続けて。 答えは返らないから 時間も返らないから いまも同じ場で姿勢で わたしは あの日が終わってしまわない様に 分厚い本の続きを綴る。
2024-01-17 02:33:00
誰の為に 揺らいでいるのは 香の香りか 更に落ちるは 灰のみか 小さくせねば伝わらない 小さくしては伝わらない 誰の為に 撰んでも
2024-01-15 22:03:11
経済を止めないこと。 誰かの為になりたいのではなくて、互恵関係を築くこと。 相手の必要を満たし、こちらの必要が満たされる それを経済として支え合うこと。 今、大変な人達も皆が求めているのは日常だから わたし達は皆が揃って 日常に戻れる様に 生活を自粛しないでいよう。 生産・分配・消費、そして特別な日、祝いごとを自粛しないでいよう。 今、大変な人達が日常に戻ろうとした時 日常が止まっているなんて事態を避ける。 必要な支援も、支援先もわかるのはこれから。 だから今は落ち着いて 今日のわたし達を続けよう。
2024-01-02 02:02:00
いつからって 訊かれたら 三日前って答えよう。 嘘。ずっと 時間がなくて。 理由。はっきり 云えたり云えなかったり。 いつからって 訊かれたら 産まれた後って答えよう。 今日も明日も ずっとずっと誰の時間が足らない。
2023-12-28 01:45:00
櫂を使えど 辿り着けないのは 此の湖(こ)を広いと見ていないから 舟の中での話をしても 役には立たず 個と個のやりとりを 眺めても 此の湖(こ)を広いとわからないまま 櫂の漕ぎ方を説かれても 解は決して其処にはなくて
2023-12-20 02:54:54
気付いたら 冬が来て、12月。 引っ越して びっくりする程。 する事ばかり。 だからずっとお片付け。 整理整頓。開店中。
2023-12-12 03:10:00