■なんにもない日

2025年2月17日

なんにもない日に書くことは

あまりにもなくて

そういえば

もうすっかり暗いのに開けっ放しの

カーテンは不快じゃなくて

夜ってこうなっていたのだって

ただ懐かしい

暖房の効いた部屋も窓際は冷えて

冬の街の

見慣れた店の看板の明かりは

愛おしく遠い

近くにあると思うものは

わたしにはいつも正しく遠い

どうしての答えは子供の頃に知っている

何度推してもいいボタン

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